小説

【雑文】リスニングできたら時短になるのになあ

何かとやることがあって本を読む暇がない。本を読んでても、「こんなことやってる場合なんだろうかもっと役に立つことしないと時間がもったいないよ時間が」という前のめりな思考モードになっていて句読点も付け忘れ結局何も手に着かない感じだ。 世のビジネ…

【雑文】合理もキツいし、非合理もアレだし。

合理性というのは、必ずしも経済合理性のことではない。「理に適う」というのが合理性ということだ。100円と200円を差し出されたとき、200円を選ぶのは理に適っている。たとえ100円しかほしくないとしても、とりあえず200円もらっておいて、100円は貯金して…

【雑文】異世界転生モノの経済学

興味があって小説投稿サイトを覗いてみたのだけど、予想していた通り異世界転生モノがメチャクチャに多い。あと、タイトルが異様に長い。ある程度時間をかけて探すとセンスのある作品も見つかるけれど、面倒くさい。これなら普通に文芸誌を買うなり、本屋に…

【小説感想】『ペンギンの憂鬱』

ペンギンの憂鬱 (新潮クレスト・ブックス)作者:アンドレイ・クルコフ新潮社Amazon この小説の主人公は孤独な売れない小説家だ。いろいろ奇妙な事情があって、ペンギンや小さな女の子らと一緒に暮らしている。彼らに対して主人公はあまり愛情を感じていない。…

【読書ノート】『ゲド戦記1 影との戦い』ラストまで

影との戦い: ゲド戦記 1 (岩波少年文庫)作者:アーシュラ・K. ル=グウィン岩波書店Amazon 各章のあらすじとコメント 8 狩り(p219) 9 イフィッシュ島(p247-) 10 世界のはてへ(p273-) 全体感想 追記 各章のあらすじとコメント 8 狩り(p219) ハイタカは…

【読書ノート】『ゲド戦記1 影との戦い』7章まで

影との戦い: ゲド戦記 1 (岩波少年文庫)作者:アーシュラ・K. ル=グウィン岩波書店Amazon 各章のあらすじとコメント 4 影を放つ(p93) 5 ペンダーの竜(p130-) 6 囚われる(p159) 7 ハヤブサは飛ぶ(p183-) 各章のあらすじとコメント 4 影を放つ(p93) …

【読書ノート】『ゲド戦記1 影との戦い』3章まで

影との戦い: ゲド戦記 1 (岩波少年文庫)作者:アーシュラ・K. ル=グウィン岩波書店Amazon はじめに 主な登場人物 地理情報 魔法に関するシステム 各章のあらすじとコメント 1 霧の中の戦士(p9-) 2 影(p32-) 3 学院(p60-) 3章までの感想 はじめに わたし…

ゲド戦記の名前の悩ましさ

ゲド戦記に出てくる登場人物は、みんな動物や植物や鉱物の名前を通り名としている。たとえば主人公はハイタカで、親友はカラスノエンドウ。魔法学校で会った憎いあんちくしょうはヒスイだ。彼らはみんなそれぞれ真の名前を別に持っている。たとえば主人公の…