【雑文】もう少しがんばってみようか。

研究者なんかもうやめた! と思っていたけれど、なんか良さそうな公募があったのでもう一度だけチャレンジしてみることにした。仕事内容はわたしにぴったりだし、辺鄙な勤務地なのでおそらく競争率は低い。8割方いける気がする。でも、その8割で落ち続けたのがわたしだ(選考委員会からはOKが出ても、理事とかの偉い人たちに不評で落ちるパターン)。だからあまり期待しない方がいいのだろうけれど、でも期待してしまっている。ああ、なんだかんだでわたしは大学に残りたいのだなあ。

こないだ久しぶりに授業をした。大人数相手の授業なのでみんな無言だったけれど、感想は割と書いてくれた。鋭い指摘もいくつかあって、次の授業でどう答えてやろうかとあれこれ考える時間が楽しい。授業は苦手だと思っていたし、今もそう思っている。でも、そんなに嫌じゃないんじゃないかね? わたしよ。ひとりでくすぶっていると気づかないことだ。やっぱりたまに外に出て人に会うのは大事だなあと反省した。

わたしは正直なところ人気のある教員ではない。楽しくて明快でシラバス通りでサポート充実の授業なんて野糞みたいと思ってるわたしだ。難解なやつをぶっ込んで煙たがられることも多い。でも、そういうぶっこみに対し、ときどき反応してくれる学生もいるのがうれしい。

というわけで、もう一度挑戦してみることにしたのだけど、それにしても教員公募の書類様式はもっとなんとかならないのかね? なんでExcelに文章書かせるの? 表計算ソフトは表計算に使ってください。obsidianに保存してあるデータをExcelにコピペして行幅調整したりするだけでいったいどれだけの時間を浪費したことか。それに、どうせ印刷したらいろいろズレてて印刷やり直さなきゃならないんだろうなあ。バカみたい。研究業績リストなんてresearchmapのリンク張っとけばそれで済むのに、なんでいちいち書かせるのか意味がわからない。